― 放置しないために、本当に見るべきところ ―
「空き家管理って、結局何をしているの?」
これは、空き家管理のご相談をいただく中で、非常によく聞かれる質問です。
巡回や草刈りと聞くと、「見に行くだけ」「草を刈るだけ」
と思われがちですが、実際の管理では
“見るべきポイント”を押さえているかどうかで、
将来のトラブルやコストに大きな差が出ます。
今回は、静岡で空き家管理を行う中で、私たちが必ず確認している
5つのチェックポイントをご紹介します。
チェック① 建物の外回りと「異変の兆し」
まず最初に必ず確認するのが、建物の外回りです。
・外壁や基礎にひび割れが出ていないか
・屋根や雨どいに破損がないか
・窓や扉が不自然に開いていないか
中でも、特に重要視しているのが「雨どい(雨樋)の状態」です。
空き家では、
雨どいに落ち葉や土が溜まり、詰まったまま放置されているケースが非常に多く見られます。
雨どいが詰まると、
- 雨水が正しく排水されず、外壁を伝って流れる
- 本来濡れない場所に水が回る
- 外壁や基礎、木部が常に湿った状態になる
といった状態が起こります。
これが続くと、
雨漏り・外壁内部の腐食・シロアリ被害につながることもあり、
「気づいたときには修繕が大掛かりになる」ケースも少なくありません。
特に静岡は、雨が多い時期や台風の影響を受けやすい地域です。
雨どいの詰まりを放置すると、
短期間でも建物へのダメージが一気に進む可能性があります。
だからこそ、私たちは外回りのチェックの中でも、
雨どいにゴミや落ち葉が溜まっていないか、水が正常に流れているかを
必ず確認するようにしています。
小さな詰まりを早めに解消するだけで、
数年後にかかるはずだった修繕費を防げることも珍しくありません。
チェック② 庭・雑草・敷地の状態
次に必ず確認するのが、庭や敷地内の状態です。
・雑草が伸びすぎていないか
・木が隣地や道路にはみ出していないか
・不法投棄されていないか
草が伸びた空き家は、「管理されていない家」という印象を与えてしまいます。
これは、防犯面だけでなく、
近隣からのクレームにつながる大きな要因です。
定期的な草刈りや敷地確認は、
空き家管理の中でも最も効果が分かりやすい対策の一つです。
チェック③ 室内の空気・水回りの状態
室内に入れる場合は、
必ず空気のこもり具合や水回りの状態を確認します。
・カビや異臭が発生していないか
・換気ができているか
・水回りに異常が出ていないか
空き家は、
人が使わなくなった瞬間から劣化が加速します。
特に水回りは、
放置すると「使える状態に戻すだけ」で
数百万円の工事が必要になることもあります。
定期的な確認と簡易的な対応だけで、
将来の大きな出費を防げるケースは非常に多いです。
チェック④ 防犯・空き家だと分からせない工夫
空き家管理で見落とされがちですが、
非常に重要なのが防犯面のチェックです。
・郵便物が溜まっていないか
・人の気配が感じられる状態か
・侵入されやすい箇所がないか
最近では、空き家を狙った不法侵入やいたずらの相談も増えています。
「定期的に人が来ている」この状態を作るだけで、
犯罪リスクは大きく下げることができます。
チェック⑤ 近隣との関係・周囲の変化
最後に必ず意識しているのが、近隣との関係性です。
・近所の方から困りごとは出ていないか
・動物被害や騒音の兆候はないか
・周囲の環境に変化はないか
空き家のトラブルは、建物そのものよりも
近隣との関係から表面化することが非常に多いです。
管理の中で、近隣の方が安心できる状態を保つことは、
将来的なトラブル防止につながります。
なぜ「チェックポイント」が重要なのか
これら5つのポイントに共通しているのは、
「問題が起きる前に気づけるかどうか」です。
空き家は、トラブルが起きてから動くと、
時間も費用も一気にかかります。
一方で、定期的にチェックし管理を続けている空き家は、
- 犯罪やクレームを防ぎやすい
- 建物の劣化を抑えられる
- 将来の売却・賃貸・活用がしやすい
という大きな違いが生まれます。
静岡で空き家管理を考えるなら
静岡は、湿気・台風・雑草の成長など、
空き家にとって厳しい条件が揃っている地域でもあります。
だからこそ、「何か起きてから」ではなく、
何も起きない状態を保つ管理が重要です。
まとめ 空き家管理は「見ているかどうか」で決まる
空き家管理は、特別なことをするよりも、
見るべきところを、きちんと見ているかがすべてです。
今回ご紹介した5つのチェックポイントは、
どれも派手ではありませんが、
空き家を守る上で欠かせない基本です。
もし、「しばらく見に行けていない」
「このままで大丈夫か不安」
と感じているなら、一度、空き家の状態を整理してみてください。
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