本記事の最後に、「空き家管理マニュアル」のダウンロード用URLがあります!
全国的に空き家は増え続けています。
総務省の「住宅・土地統計調査」によれば、日本の空き家数は849万戸を超え、
静岡県内でも空き家率は年々上昇しています。
「両親から相続した実家を放置している」
「遠方に住んでいて管理ができない」
「売却や賃貸を考えているが今は使っていない」
このように、どう管理してよいかわからず放置されている空き家は少なくありません。
しかし、空き家をそのままにしておくと、資産価値が下がるだけでなく、
近隣トラブルや固定資産税の増加など、多くのリスクを招きます。
そこで今回、静岡県内で空き家を所有する方に向けて
「自分で確認できる空き家管理マニュアル」を無料でプレゼントすることにしました。
このマニュアルを活用すれば、誰でも実践できるセルフチェックで空き家を守ることができます。
空き家を放置するとどうなる?4つのリスク
まずは、なぜ「管理」が重要なのかを見ていきましょう。
- 犯罪リスクの増加
空き家は不法侵入や放火のターゲットになりやすく、所有者が損害賠償責任を負う可能性もあります。 - 資産価値の低下
換気・通水をしないことで設備が劣化し、
売却や賃貸の際に数百万円単位の修繕費がかかることもあります。 - 近隣トラブル
雑草や樹木が越境して道路や隣地に入り込むと、近隣から苦情が寄せられます。
景観や衛生面への悪影響も深刻です。 - 固定資産税が最大6倍に
「空き家対策特別措置法」に基づき、管理不足で「特定空き家」「管理不全空き家」に
認定されると住宅用地の特例が外され、固定資産税が最大6倍になる可能性があります。
つまり、空き家を放置することは資産と考えられる空き家を負債に変えてしまっている行為
といっても過言ではありません。
空き家を放置するとはマイナス要素しか増えないため、
活用も考えなくても管理だけは行い、いつでも活用できるように
備えておくことが重要です。
【無料】自分でできる!空き家管理マニュアルの内容
今回プレゼントするマニュアルには、空き家を安全に維持するためのチェック項目をまとめています。
内容を少しご紹介します。
屋外のチェックポイント
- 屋根や外壁のひび割れはないか
- 雨どいに落ち葉やゴミが詰まっていないか
- 雑草や樹木の越境がないか
- 郵便物のたまり具合(放置すると空き家と気づかれやすい)
- 擁壁やフェンスの劣化、動物の侵入跡
屋内のチェックポイント
- 定期的な通水(トイレ・水道)で水の蒸発を防ぎ、悪臭や害虫を防止
- 換気を行い、湿気やカビの発生を防ぐ
- 床や天井に水漏れ跡がないか
- 室内に動物のフンや害虫被害がないか
- 電気やガス設備が安全に稼働するか
見落としやすい注意点
- 雨どいの詰まり → 雨漏りや外壁劣化の原因に
- 扉や基礎の隙間 → 動物が侵入しやすい
- 通水を怠る → 排水トラップが蒸発して下水臭が室内に充満
静岡県の空き家問題と活用の可能性
静岡県は豊かな自然と都市部の利便性を併せ持つ地域です。
そのため「空き家=不要な資産」ではなく、
適切に管理しながら活用すれば大きな可能性がある資産だと思います。
- 静岡市・浜松市など都市部では戸建て賃貸や移住ニーズが増加
- 伊豆エリアでは民泊やセカンドハウス需要が高い
- 沼津、三島エリアでは東京との2拠点生活者が増加
- 島田市や藤枝市の郊外でも「手ごろな中古戸建て」を求める層が一定数存在
つまり、「空き家を活用するかどうか」は管理状態にかかっているのです。
3ヶ月から6ヶ月放置しているだけでも、人が使用していない空き家は
劣化が進み、いざ使用しようと思っても数百万円のリフォーム工事費用が
掛かる可能性もあります。
この空き家管理マニュアルを活用するメリット
この管理マニュアルは専門業者に頼むかどうかお悩みの方へ、ぜひ活用してほしい内容に
なっています。
このマニュアルを活用するメリットは
- 専門業者に依頼する前に、自分でできる範囲の管理を理解できる
- 管理不足によるトラブルを未然に防げる
- 将来的な売却・賃貸のための価値を維持できる
- 管理記録を残すことで、買主や借主への安心材料になる
「活用の前に、まずは管理から」。この一歩が、資産を守る最大の対策になります。
まずは「空き家のセルフ管理」から始めましょう
空き家を放置してしまうと、犯罪・劣化・トラブル・税金の増加といったリスクが待ち受けています。
しかし、定期的にチェックして管理を続ければ、
空き家は「負債」ではなく「資産」として活かすことができます。
今回ご用意した「自分で確認できる空き家管理マニュアル」は、
専門知識がなくても実践できるように作成しています。
静岡県で空き家を所有している方はもちろん、
相続や将来のために備えたい方にも役立つ内容です。
以下のURLより「空き家管理マニュアル」をダウンロードしてください!
https://drive.google.com/file/d/1Rd9SM43sb60PUOF-akP1qJkQ2EBiOiPy/view?usp=sharing
管理マニュアルにも記載しておりますが、現場での管理の推奨頻度としては1ヶ月に1度になります。
もし近くに住んでおらず空き家に行くことが中々できない方はぜひ一度ご相談ください。
\空き家に関するお問い合わせはこちらから/
コメント